こんばんは、オオモリです。
さて、製造のホープが中継ぎをしてくれた「オリジナルキャンピングカー製造の現場から」。
クッションフロア貼りから随分作業は進みました。
そして、予告した単焦点55mmレンズの登場です。
製造の技術的な話はホープに任せますw
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NIKON D600 & AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S f11 / SS0.5 / ISO800 © Omori "TETSU" Yoshinori |
広角レンズと比べるとギュウギュウ感があります。
私が使用しているAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sは1980年頃に販売開始され、つい最近まで販売されていた新品で買えたオールドレンズ。
買えたというのは、ニコンのページでは旧製品になっていたので。
そもそもなぜ選んだのかというと、
- AF要らね
- ピントが合ったときのキレ
- かっこいい外観
の3点です。
表現したいイメージがAFと噛み合わないので、MFにして撮ることが多く、だったら純粋なマニュアルレンズでってのが始まりです。
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クッションフロアシート(以下、フロアシート)の曲がっているところにピントを合わせて、作業する製造のホープをぼかす。
主役はフロアシートでホープは写真を彩る背景。
貼られるのを待つフロアシート。
もう10年近く55mmレンズを使っているので、立ち位置が55mm基準になっています。
最近、X100Fを使いだしてやや広い絵にも挑戦していますが、やっぱりファインダーを覗いてしっくりくるのが55mmですね。
35mmを使いこなせてないってだけだと思いますが、、、orz
こちらはFUJIFILM X100Fで。 一気に内張りまで完了しちゃいました。。。。 |
まだ、35mmに慣れていません。
そして、アンダー。。。
まだ、この子の本気を引き出せていません。
さて、そんなこんなで製造工程は進み、家具の取り付けとなりました。
ここからは手持ちで撮影に挑みます。
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NIKON D600 & AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S f2.8 / SS1/30 / ISO1000 © Omori "TETSU" Yoshinori |
師弟をテーマに造り手にフォーカスしています。
作業の手を止めさせずにその瞬間を切り取るとなると、三脚なんか使っている場合じゃありませんね。
しかも、動きが読めない中、マニュアルフォーカスです。
まぁそれも、その瞬間と戦っている感じがして好きですけど。
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NIKON D600 & AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S f2.8 / SS1/30 / ISO1000 © Omori "TETSU" Yoshinori |
ちなみに家具は、予め組んだ状態になっていて、それを車両に取り付けていきます。
基本的に手作業なので、1台1台僅かに違いがあるようです。
そういった部分を調整しながら組み立てていきます。
組み付ける前に、何度も何度も繰り返し、位置合わせを行う様子があったり。
近づいたり離れたりして立て付けを感じ取っているような姿もあり。
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NIKON D600 & AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S f2.8 / SS1/40 / ISO1000 © Omori "TETSU" Yoshinori |
師匠の動きを見つめるホープ。
フロア貼りまでは主役級の扱いだったホープも師匠を前にした写真では、学ぶ弟子感。
まぁ、なるべく二人が何かしらのカタチで映る瞬間を待って撮っていたわけですけど。。。
注文はできませんし、カメラ気にされても困りますので。
このシリーズは、自然な姿が欲しい。
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NIKON D600 & AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S f2.8 / SS1/30 / ISO1000 © Omori "TETSU" Yoshinori |
師匠の動きを覗き見するホープを覗き見するように撮影する。
でも敢えてホープは背景。。。。
んー55mm。
やっぱり良いです。
「次!」ってなったときにも、自然と自分の立ち位置がいい感じで決まります。
完全に体が55mm仕様になっているようです。
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NIKON D600 & AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S f2.8 / SS1/25 / ISO1000 © Omori "TETSU" Yoshinori |
最後は、師匠を背景にしたホープの姿で。
このようにして、当社オリジナルキャンピングカーが製造されています。
こ、工程についてあまり説明していませんが。。。。
それにしても、ものづくりの現場は楽しいです。
些細なことでも、それが正しい出来なのかを確認する姿は作り手のそれですね。
デザインも同じなんですよね。
コンマ何ミリ単位でオブジェクトを移動しても誰も気づかないかもしれませんが、全体的な出来としたらそれも重要な要素であって。
そうして、オリジナルキャンピングカーが誕生していくのでした。
撮りながらも緊張感があって、なんか、これまでとは違う感じでした。
良い意味で刺激的な撮影でした。
久しぶりに「ヒト」を中心に撮りましたし。
ということで、また次回。